2023年、ラグビーワールドカップイヤー フランス大会
ラグビー日本代表を牽引する選手の一人として、山中選手を思い浮かべる人は多いかと思われます。
山中亮平選手は結婚してお子さんが、3人いらっしゃいますが、
結婚は過去のつらい時期にされています。
実は山中選手は、有望なラグビー選手としてはあまりにも辛い経験をされた過去があります。
華々しい戦績の上での、思わぬ落とし穴だったことでしょう。
一歩間違えれば違う人生を歩む事になったかもしれませんね。
山中選手の折れない意志と、周りのサポートがあったことで乗り越えられた出来事です。
逆境に打ち勝ち、日本代表入りし、活躍されたストーリーを追って見たいと思います。
山中選手のプロフィール
1988年 6月22日生まれ
身長 188 cm
体重 98 kg
出身 大阪府
出身校 東海大仰星 (現東海大大阪仰星)
早稲田大学
高校日本代表やU20日本代表にも選出される
2011年 神戸製鋼 入団
2019年 W杯日本代表
ポジション フルバック(FB)、スタンドオフ(SO)、センター(CTB)
愛称 ”やまちゃん”
ラグビーとの出会い
小学生時代にはスイミングを習い、オリンピック選手を目指されていたようですね。
スイミングは全身運動で結構な体力が消費される競技で、同時に肺活量も鍛えられます。
持久力を上げるには水泳はとてもいい種目です。
この頃から目的、目標、をを持って競技に打ち込む事は、流石ですね。
私も水泳を習っていましたが、なんとなくやっていただけでした。
お恥ずかしい限りです。
大阪市立真住中学校1年でサッカー部に入部されます。
隣で行われていたラグビーが魅力だったようで、ラグビー部顧問の先生の誘いで、
2年 (14歳)よりラグビーを始めることになります。
体格も持久力もあり、ラグビーをするには好条件ですね。
ラグビー部がある中学校は少ない中、ラグビーの神様と縁があったのかもしれませんね。
山中選手の高校時代
東海大仰星高校の土井崇司監督から声がかかり、同校に進学を決めました。
当時の山中選手は、いわゆるヤンキーで、相当なやんちゃな生徒だったようです。
そして3年生の時には、花園で全国優勝を果たしています。
山中選手にしても、監督にしても、全国優勝を果たすなんて凄いですよね。
これだけ撮ってみても、ドラマになりそうなエピソードではないでしょうか?
また、高校日本代表に選抜されるなど、輝かしい経歴を獲得されました。
山中選手の大学時代
鳴り物入りで、早稲田大学に進学し、1年生からレギュラー入りを果たします。
そして、2度の大学選手権優勝を獲得されました。
4年生の時には日本代表として選抜され、ラグビーのエリート街道を順風に突き進んで
来られました。
気力、体力、共に充実した時期だったのかもしれません。
まさかの処分とは?
大学を卒業して2011年に神戸製鋼へ入団します。
同年4月の強化合宿中に行われた薬物の抜き打ち検査で、山中選手に陽性反応が出ました。
国際ラグビー評議会が山中選手に対し、2年間の選手資格停止処分を決定します。
これまで順風に歩んできただけに、突然の出来事に唖然としてしまいました。
山中選手によると、口ひげを生やすために育毛剤を使用したところ、禁止薬物成分の反応が出た事によるものだそうです。
この処分が重いことと、悪質なケースではない場合は、再検査や処罰の軽減があってもいいと
思いました。
この出来事で当時、神戸製鋼の総監督 兼 ゼネラルマネージャー(GM)でもあった平尾誠二氏が
、山中選手がチームに復帰できるように尽力されました。
山中選手はクビを覚悟していたようですが、これまでの実績と将来有望な選手が、
今日現役で活躍されているのは、恩に報いた関係なのかもしれませんね。
山中選手の妻、子供は?
チームのムードメーカーでもあり、爽やかなイメージで女性ファンも多いですが、
どうも申し訳ございません。
山中選手は結婚されていて、3児のパパでもあります。
結婚は山中選手が、2年の選手資格停止期間中にされています。
これまでラガーマンとして脚光を浴び、歩んできた山中選手。
大好きなラグビーができない、ライバルに差をつけられるかもしれない。
そんな苦しい時期を、影で支え続けた人が奥さんなので、女性ファンの方は諦めましょう。
でも、山中選手のファンは続けてくだいね!
山中選手の処分停止後
2013年に再入団という形で現役復帰します。
2014年にはニュージーランドへラグビー留学をしています。
これは、ブランクを克服しレベルアップする為の決断かもしれなですね。
2015年には見事日本代表入りしましたが出場機会はありませんでした。
2018年に日本代表として出場しオールブラックスと対戦しています。
ラグビー留学していたニュージーランドのチームなので、作戦や会話など読み取って、
プレーしていたのかもしれません。
ワールドカップへ決意!
日本代表チームは、奇跡の大番狂わせと言われながら、確実に実力と実績と上げてきています。
各選手が、2023 ラグビーワールドカップ フランス大会 優勝を目指し奮闘中です。
山中選手は年齢的に(35)今回のワールドカップが、自分には最後のチャンスと
自覚されていて、今大会に向けて、並々ならぬ決意で望まれている事が、伝わってきました。
山中選手がベストパフォーマンスを発揮できるように、スタンドから、テレビの前から、
”やまちゃん”コールを送りましょう。
コメント