ラグビーには15人でプレーするものと、7人行う競技があるのはご存知でしょうか?
一般的には15人で行うものを指しています。
7人制のラグビーは”セブンズ”とも言われ、歴史は100年以上と古くからあります。
2016年に”セブンズ”が、オリンピック正式種目になったとして注目を集めました。
それ以後、徐々に7人制ラグビーが浸透しつつあるように感じています。
少子化の影響もあり学校でもラグビー部員が15人を満たない状況もあるので、そのような時にも
諦めず出場を目指せるので、日々の練習にも希望を持って打ち込めますね。
そんな”セブンズ”ですが、ルールが15人制と異なる所もあります。
大まかには同じなのですが、7人でプレーするので若干の違いがあります。
詳しく解説していきますね。
セブンズ ポジションは?
7人制ラグビーのポジションはフォワードは3人、バックスが4人となっています。
フォワードは1番,3番,がプロップ 2番がフッカーです。
バックスは4番はスクラムハーフ 5番はスタンドオフ 6番はセンター 7番はウイング
となっています。
7人制ラグビーはスピーディーな展開で目が離せないスポーツです。
基本的には走って走って走りまくるので体力、持久力が欠かせません。
それだけにバランスの取れた体型が有利な競技だと言えます。
ボールを支配する事が重要なので自分が今、何をするべきなのか瞬時に考え行動しなければならず
目まぐるしくハードですが、仲間との連携が大事でとても面白いと思いました。
15人制ラグビーとはまたひと味違った魅力を感じました。
セブンズ 試合時間が違う!
7人制ラグビーのルールで15人制ラグビーと大きく異なる所は試合時間ではないでしょうか?
15人制の試合時間は、前半40分 後半40分で対して7人制ラグビーの試合時間は、前半7分 後半7分 です。
観客としては短く感じますが、プレーする選手としてはとてもハードです。
試合時間中は殆どが全力疾走なので、均衡した試合なら特にきつい状態が続き心身ともプレッシャーで、沸騰状態かと思われます。
観客としては、そういった試合が見たいのですが・・・!。
コートの広さは15人制と同じ
7人制ラグビーは人数が約半減しているにも関わらずコートの広さは15人制ラグビーと同じです。
ルールに基づいて瞬時に攻守が入れ替わり、コートいっぱいに走り回る事で体力の消耗が激しく、
集中を欠くとミスに繋がります。
逆にスペースが広くつかえるのでスピードに緩急を加えたり個人技がひときわ目立つ為15人制とは違う楽しみ方が味わえます。
コートの広さから言って、守るには厳しく、攻めるには有利な条件なので、できる限り攻撃し続けたいですね。
セットプレーは簡素化
最後にキックオフやコンバージョンキックはドロップキックで始まる。
トライしたあとのコンバージョンキックはドロップキックで行い、キックオフはトライしたチームのドロップキックで再開されます。
この点は15人制とは異なるルールです。
ラインアウトやスクラムも少人数の為に、多彩な駆け引きやパワープレイといった事は殆ど見られないといっていいでしょう。その点はにおいても15人制とは違う特色です。
個人的にはスクラムのパワープレイがとても好きなので、7人制にはない、15人制のラグビーの見せ場だと思います。
それぞれに良いところがあるので、まだ7人制ラグビーの事をよく知らない方がいらっしゃれば、ぜひとも観戦から初めてみられてはいかがでしょうか?
きっと新たな発見があるかと思います。
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